非正規シングル女性の問題とは

非正規職で働く女性の月収は12万円

正規職と非正規職の収入格差が広く知られるようになってかなりの月日が流れました。2017年12月時点でも非正規職の年収は正規職の年収の半分程度になります。

ところで、同じ非正規職でも女性は男性よりもさらに年収が低いことは、これまであまり知られてきませんでした。非正規職で働く女性の年収は140万円程度で、月額にすると12万円程になります。
国税庁民間給与調査 平成29年12月のデータより

もちろん、この表にはパートやアルバイトで家庭の補助的に働いている主婦層も多く含まれていると思われます。しかし、非正規職の女性の年収が自立した生活を営める水準にないことは、これまであまり問題にされてきませんでした。

結婚をしない人も増えている。2030年には19.2%の女性が生涯未婚の予想

非正規職女性の収入が低くてもこれまで社会課題とみなされてこなかった原因の一つに、女性はいつか結婚するものと思われてきたことがあります。
しかし、2015年の国勢調査の結果、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す生涯未婚率は男性で23.37%、女性で14.06%にのぼりました。このとき、前回の2010年の結果と比べて急上昇し、過去最高を更新しました。

この傾向は今後も変わることがなく、平成27年版厚生労働白書では2030年に女性の生涯未婚率は19.2%になると見込まれています。

女性の2人に1人は非正規職。
年金等が十分でない高齢単身女性が日本に増えていく

はたらく女性2,614万人のうち、今や半数以上の1,416万人が非正規職です。
平成29年12月労働力調査より)

この割合と給与水準がこのまま続けば、生活や賃金や老後の年金が不足する人が大量に発生することが予想されます。拡張し続ける社会保障費の抑制が求められている中、これは喫緊の課題です。

非正規職で生活が苦しいのは女性に限った問題ではありません、。しかし、最も苦しい水準にある女性から支援をすることで、全ての人が人間らしい生活を得るために一歩近づけると私達は感じています。

私たちの具体的な取り組みは、こちらのページで紹介しています。
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